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尾崎豊を聴いてあの頃を旅してみないか【自由になりたくないか】

  • 2020年4月5日
  • 2023年12月8日
  • 音楽

あなたは『尾崎豊』をご存知でしょうか?

40代以上に方はご存じだと思いますが、10代~30代の方は「名前だけは知っている」という方も多いかもしれません。

 

今回は10代のカリスマと言われ、没後28年経過した今でも、私たちを魅了し続ける『尾崎豊』についてご紹介します!

 

尾崎豊の紹介

1983年12月、シングル「15の夜」とアルバム『十七歳の地図』で高校在学中にデビュー。

ライブでの熱烈で破壊的なパフォーマンスや、夢や愛、生きる意味をストレートに表現した赤裸々な歌詞など、社会や学校の中で感じる葛藤や心の叫びを表現した楽曲の数々が1980年代から1990年代初頭にかけての若者を中心に多くの人から共感を呼ぶ。

その作品と活動、精神性は、日本の音楽シーンに多大なる影響を与え、作品に迸るメッセージは死去から25年以上経過した現在でも多くのファンやミュージシャンに支持されている。

1992年、あまりにも若すぎる26歳での突然の死は、社会的にも大きな衝撃を与えた。

死後25年を過ぎてもなお尾崎を慕うものは絶えず、新たなファンを生んでおり、彼が遺した曲の数々は多くのアーティストにカバーされ続けている。

「Wikipedia」より引用

 

尾崎豊の魅力

やはり最大の魅力は「10代のカリスマ・代弁者」と言われたように、10代の純粋さや危うさなど、微妙に揺れ動く心の葛藤を描いた歌詞にあると思います。

 

私は自分が尾崎豊の歌詞に共感ができなくなった時に「ああ自分は大人になったのだ」と思いました。

それは良いとか悪いとかではなく、誰もが年齢を重ねることで通る道なのなのかもしれませんね。

 

あまりにも純粋過ぎる歌詞を命を削るように絶唱する尾崎豊の姿に、若者は魅了されました。

  • 社会や大人への反発
  • 愛する人を守りたい一心な気持ち
  • 愛する人を傷つけてしまう葛藤
  • 自分への否定

 

特に10代の内に発表した

  • 十七歳の地図
  • 回帰線
  • 壊れた扉から

3枚のアルバムはこれらの感情が色濃く表現されています。

 

歌詞と連動したようにメロディーも「時には優しく、時には激しく」これも感情がうまくコントロールできない10代らしいメロデイーといえるのではないでしょうか。

 

尾崎豊の不器用すぎる純粋さ

尾崎豊は繊細で純粋です。

不器用で弱くて、淋しがりやでもあると思います。

 

純粋であるがゆえに、人を傷つけたり、人と衝突したりします。

それを「仕方ない」で終わらせるのではなく、自分を責めたてます。

 

自分を責めて苦しくなり、お酒やクスリに逃げます。

まわりの人間も信じられなくなり、孤独に陥ります。

 

誰よりも人から愛されたいのに、愛されない絶望感。

誰よりも人を愛したいのに、愛せば愛す程ほど、傷つけてしまうはがゆさ。

 

尾崎豊を見ると、見ているこちらまで苦しくなります。

しかし、人間は誰でもこの「危うさ」を持ち合わせて生きています。

 

尾崎豊は生きるパワーが強すぎて、この「危うさ」のコントロールができなかったのだと思います。

こんな「不器用すぎる純粋さ」に人は心を揺さぶられます。

 

尾崎豊の全オリジナルアルバム

十七歳の地図

<収録曲>

1.街の風景 2.はじまりさえ歌えない 3.I LOVE YOU 4.ハイスクールRock’n’Roll 5.15の夜 6.十七歳の地図 7.愛の消えた街 8.OH MY LITTLE GIRL 9.傷つけた人々へ 10.僕が僕であるために

語り継がれる名曲はファーストアルバムにも多数収録!伝説はここから始まった!

 

回帰線

<収録曲>

1.Scrambling Rock’n’ Roll 2.Bow! 3.Scrap Alley 4.ダンスホール 5.卒業 6.存在 7.坂の下に見えたあの街 8.群衆の中の猫 9.Teenage Blue 10.シェリー

行儀よく真面目なんてできやしなかった!10代の代弁者と言われた尾崎の叫びが聴こえる!

 

壊れた扉から

<収録曲>

1.路上のルール 2.失くした1/2 3.Forget-me-not 4.彼 5.米軍キャンプ 6.Freeze Moon 7.Driving All Night 8.ドーナツ・ショップ 9.誰かのクラクション

10代最後のアルバム!Forget-me-notは若さゆえの愛の葛藤を歌い上げる!

 

街路樹

<収録曲>

1.核(CORE) 2.・ISM 3.LIFE 4.時 5.COLD WIND 6.紙切れとバイブル 7.遠い空 8.理由 9.街路樹

尾崎の苦悩が滲み出ているアルバム!その中でも街路樹は名曲中の名曲!

 

誕生

<収録曲>

DISK1 1.LOVE WAY 2.KISS 3.黄昏ゆく街で 4.ロザーナ 5.RED SHOES STORY 6.銃声の証明 7.LONELY ROSE 8.置き去りの愛 9.COOKIE 10.永遠の胸

DISK2 1.FIRE 2.レガリテート 3.虹 4.禁猟区 5.COLD JAIL NIGHT 6.音のない部屋 7.風の迷路 8.きっと忘れない 9.MARRIAGE 10.誕生

10代の時とは違う視点で社会への反発を叫ぶ!根底にあるのは尾崎の純粋過ぎる心だ!

 

放熱への証

<収録曲>

1.汚れた絆 2.自由への扉 3.Get it down 4.優しい陽射し 5.贖罪 6.ふたつの心 7.原色の孤独 8.太陽の瞳 9.Monday morning 10.闇の告白 11.Mama,say good-bye

孤独に愛されてしまった尾崎の遺作。愛を求め続けた男の最期を聴いてくれ!

 

まとめ

尾崎豊の魅力をご紹介しました。

 

彼を語ると、こちらまで胸が締め付けられる想いになります。

彼がもし今、生きていたら「どんな歌詞と曲を書いたのだろう」と想像することがあります。

 

  • 何もかも吹っ切って「優しい前向き」な曲を書いていたのか。
  • はたまた苦悩から逃れられずに「大人なりの失望」を書いていたのか。

 

ただ人間には「陽」と「陰」の部分が誰しもありますので、一概には言えないかもしれないですね。

 

いずれにしても、尾崎豊はいつまでも私たちの心に生き続けて「葛藤しているのはお前だけじゃないよ」と語ってくれているように思います。

 

※合わせて下記の『音楽』の記事もお読みください!(^^)!

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