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奥田民生の歌詞の魅力を解説【マシマロは関係ない】

  • 2020年9月13日
  • 2023年11月19日
  • 音楽

ユニコーンのボーカルでもあり、ソロでも活躍している奥田民生。

 

男性(おじさん)であれば、この人の「普段はいい加減っぽいけど、いざとなると才能を惜しげもなく発揮し、とてつもなくカッコ良くなる」

こんなルパン三世的な魅力に憧れます。

 

以前奥田民生についての記事を書きました。

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今回は独特の感性を持つ奥田民生の歌詞の魅力についてご紹介します!

 

奥田民生の歌詞の魅力を解説

軽く笑えるユーモアを うまくやり抜く賢さを ーイージュー★ライダーー

サラっと物事の真理を歌うのが奥田民生の特徴です。

あのやる気のないような脱力感たっぷりの歌い方なので、すごく大事な歌詞を聞き逃してしまいがちです。

 

生きていく上で困難なことや問題が起きても「軽く笑えるユーモアとうまくやり抜く賢さ」で乗り切りたいですね。

 

さすらいもしないで このまま死なねえぞ ーさすらいー

前述の「イージューライダー」もこの「さすらい」も『旅』をイメージさせてくれます。

 

決められた毎日に飽きてきたら、少し「さすらって」みませんか?

民生はこの歌の歌詞の中で「まわりはさすらわぬ人ばっか 少し気になった」と言っています。

「さすらわぬ」人生はつまらないものだと肩を押してくれているような気がします。

 

十分休んでから行こう いちいち道草して行こう ー愛のためにー

民生がユニコーンを解散した後の第1弾シングル曲です。

 

現在、ユニコーンは復活して活動をしていますが、当時ユニコーンを解散した後で人間関係やバンドのしがらみに「疲れている」民生が窺えます。

(ユニコーン解散前のラストシングル「すばらしい日々」も「疲れている」感じ満載の歌詞です)

 

あなたももし疲れたら、十分休んで、道草してから行きましょう。

 

いじめっこには言ってやりな そればっかりはやってられないよ ー息子ー

いじめっこに「いじめをやめろ」と言うのではなく、「そればっかりはやってられない」と言うのが民生節ですね。

 

自分の歌の中で「結婚式で歌う曲がない」という理由で作られた曲だそうです。

結婚式で歌うので二人の門出に「おめでとう」みたいな曲ではなく、「息子」に向けての曲を作るのもまた民生らしい気がします。

 

笑われても気にしない 知らなくても気にしない ーマシマロー

これもまたサラっと大事なことを言っていますよ。

 

生きていく上で「気にしない」ということは、とても重要なスキルです。

「鈍感力」という言葉も流行りましたよね。

「気にする」から辛いわけで「気にしなければ」辛いこともつらくないのです。

これって健全な精神状態を保つために本当に大切なことだと思います。

 

にんげんなので はんせいなどいたしません ーそれはなにかとたずねたらー

タモリさんも「反省なんかするな」と言っています。

反省なんかしていたら「笑っていいとも」を30年以上も続けることなんてできないとも言われています。

 

日本人は反省が好きで「美徳」としている民族です。

いちいち反省なんかしていたら、1つのことを長く続けることも前に進むこともできないのかもしれませんね。

反省はほどほどに。。

 

伝えたいことが そりゃ僕にだってあるんだ ーCUSTOMー

普段あまり主張しない人がこのセリフを言うと、ドキッとしますね。

 

自分の主張をベラベラと言うのでなく、普段は「男は黙って」を貫き、「ここぞ!」という時にビシッと伝える!

そんな男のカッコ良さを民生は持ち合わせています。

だから「奥田民生になりたいボーイ」という漫画や映画まで生まれる、男が男に憧れる存在なのでしょう。

 

悲しい返事だったら 悲しいとは言わない いさぎよくなろう男なんだ ー何と言うー

これもまたカッコ良い「男の姿」を教えてくれています。

 

女性からフラれたり拒絶されたら悲しいですが、悲しんだり未練がましい態度を取るのではなく「いさぎよく」諦める

なぜ「いさぎよく」諦めるのかと言われたら「男だから」です。それだけです。

 

夢の続きに行ってみよう 行ってないとこに行ってみよう ーエンジンー

「イージューライダー」「さすらい」に続き、この歌も『旅』を連想させてくれます。

映画「カーズ」の主題歌です。

 

年齢を重ねると変化を嫌うので「いつもの同じ場所」に行きがちですが、たまには「行ってないとこに」行くようにしたいですね。

 

全ては忘れることだと解った 正しい心で明日へ向かった ーMOTHERー

「忘れる」ことは「気にしない」ことと同じぐらい、健全に生きていく上で大切なことです。

 

無理して「忘れる」ことはすぐには難しいかもしれませんが、執着さえしなければ時間が経てば忘れることができます。

「忘れる技術」といいましょうか。

「全ては忘れることだと解った」人間は絶対に強いと思います。

 

まとめ

奥田民生の歌詞の魅力をご紹介しました。

 

民生に失礼ですが、、イメージはあまり意味のない歌詞を歌っている感じがしますが、そんなことはありません。

  • 物事の真理
  • 男のカッコ良さ

この2つをたくさん歌ってくれています。

これらが「男が男に惚れる」奥田民生の魅力なのでしょう。

 

しかも「サラっと」「しつこくならないように」言うのが、またカッコ良いですね。

「辛い」や「悲しい」などマイナスの感情を表に出すことも悪くはないですが、辛くて悲しいんだけどグッと堪えて現状を受け入れる。

民生はこのような「大人の作法」を教えてくれているような気もします。

 

民生は「旅」や「車」をテーマにした曲も多いので、お勧めは車の中で大音量で聴くことです!

あなたも今の生活に疲れたら、民生の曲を聴きながら「さすらって」みて下さいね。

 

他の『歌詞の魅力を解説』シリーズもご覧下さい。

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