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忌野清志郎の声がふとした時に無性に聴きたくなる

  • 2020年8月21日
  • 2023年12月8日
  • 音楽

邦楽界のザ・キング・オブ・ロック『忌野清志郎』をご存知でしょうか。

 

忌野清志郎が亡くなって、早いもので11年(2020年現在)が経ちました。

疲れたときや元気が欲しいときに忌野清志郎の声がふと聴きたくなります。

 

今回は日本のロックシーンに多大な影響を与え、私たちにも「自由に生きる」ことを教えてくれた忌野清志郎の魅力をご紹介します!

 

忌野清志郎の紹介

忌野 清志郎(いまわの きよしろう、1951年〈昭和26年〉4月2日 – 2009年〈平成21年〉5月2日)は日本のロックミュージシャン 。

RCサクセションを筆頭に、忌野清志郎 & 2・3’S、忌野清志郎 Little Screaming Revue、ラフィータフィーなどのバンドを率い、ソウル・ブルースを下地にしたロックサウンドを展開。

そのステージ上における圧倒的な存在感と、1983年に発表されたRCサクセションのライブアルバム「THE KING OF LIVE」の印象から、ザ・キング・オブ・ロックの異名を取った。

Wikipediaより引用

 

忌野清志郎の魅力

清志郎を始めて知ったのはオリジナル曲ではなくカバー曲の「サン・トワ・マミー」でした。

 

確か中学生の時でしたが、映画「バカヤロー!」のエンディングで流れていました。

そこからあの独特な声が、CMからも流れてきました。

(今はセブン・イレブンですが、当時はエースコックのスーパーカップでしたね)

 

伝説のバンド!?ザ・タイマーズの「デイ・ドリーム・ビリーバー」です。

この曲に関しては後ほど詳しく紹介しますが、この曲もカバー曲だと後から知りました。

 

カバー曲から清志郎を知った訳ですが、その後は彼の代表曲に魅了されました。

  • 雨上がりの夜空に
  • スローバラード
  • トランジスタラジオ
  • 宝くじは買わない
  • 僕の好きな先生

RCサクセション時代の曲でベタな選曲ですが、この5曲は永遠に語り継がれる名曲です。

 

独特な声と自由かつ繊細な感性。

「ベイビー愛し合っているかい!?」とロックなのに「ラブ&ピース」を高らかに叫ぶ。

原発反対や「君が代」をロックして問題を起こしてみたり、生放送の「夜のヒットスタジオ」で放送禁止用語を連発してみたり( ;∀;)

 

子供がそのまま大人になり、やりたいことを自由にやっているようですが、周りに気を使える優しい人間。

人間的に魅力溢れる清志郎は生涯をかけて、

「ベイビーこんな生き方もあるんだぜ!」と私たちに教えてくれているようでした。

 

忌野清志郎と母とデイ・ドリーム・ビリーバー

私が大好きなエピソードがあります。

 

今もCMで流れている「デイ・ドリーム・ビリーバー」の原曲は1967年「The Monkees」の5枚目のシングル「Daydream Believer」です。

歌詞は和訳しているのではなく、清志郎がオリジナルで作詞をしています。

 

これが亡き母に捧げた歌詞だったのです。

単純に亡き母に捧げたという話しではなく、実の母親は彼が3歳の時に亡くなっていました。

その後、継母が育ての親として面倒を見ていました。

その継母が他界したときに清志郎は初めて、母親が生みの母親ではないと知らされます。

この時の清志郎は35歳です。

 

実の母が亡くなったときにお姉さん夫婦に清志郎は引き取られたそうです。

母親だけでなく、父親も生みと育ての父親がいたということです。

 

35歳で母親が亡くなったときに「実は生みの母親は別にいる」と言われたら、あなただったらどう思いますか?

 

その後、清志郎は生みの母の写真を初めて見た心情をこう記しています。

『わーい、ぼくのお母さんて こんなに可愛い顔してたんだぜ こんなに可愛い顔して 歩いたり、笑ったり、手紙を書いたり 歌ったり 泣いたりしてたんだね

37年近く生きてきて とにかく初めての気持ちなんだ とっても幸福な気持ちだけど、涙がどんどん出てきちゃうのさ 気がつくと、ぼくの目に涙があふれてる 涙が流れ落ちるんだ その可愛い顔が見えなくなっちゃうんだ』

清志郎は実母のことを「彼女」と呼んでいました。

 

「デイ・ドリーム・ビリーバー」の出だしの歌詞

””もう今は彼女はどこにもいない 朝早く目覚ましが鳴っても””

→彼女とは亡き実の母親です。

””ずっと夢を見て安心してた””

“”ずっと夢を見て幸せだったな””

””ずっと夢を見ていまも見てる””

””ずっと夢見させてくれてありがとう””

「デイ・ドリーム・ビリーバー」をそのまま和訳すると「白昼夢を信じる人」意味が通るように訳すと「夢見心地で気持ち良い」ということです。

 

清志郎は亡き実の母親の白昼夢を見ていたのです。

””今は彼女 写真の中で やさしい目で僕に微笑む””

白昼夢から覚めた清志郎に母親は写真の中から優しく微笑みます。

 

実の母親との「白昼夢」から目を覚ます清志郎。

「デイ・ドリーム・ビリーバー」は実の母親との別れを決心した曲であったのです。

 

忌野清志郎のベストアルバムとカバーアルバム

KING OF BEST

<収録曲>

1.宝くじは買わない 2.ぼくの好きな先生 3.スローバラード 4.雨あがりの夜空に 5.君が僕を知ってる 6.キモちE 7.トランジスタ・ラジオ 8.いい事ばかりは ありゃしない 9.多摩蘭坂 10.SUMMER TOUR 11.つ・き・あ・い・た・い 12.ドカドカうるさいR&Rバンド 13.ベイビー!逃げるんだ。 14.自由 15.すべてはALRIGHT(YA BABY) 16.ラヴ・ミー・テンダー 17.サマータイム・ブルース 18.I LIKE YOU 19.空がまた暗くなる

RCサクセション時代のベスト!清志郎を知りたい人にまず聞いてもらいたい1枚!

 

MAGIC~KIYOSHIRO THE BEST

<収録曲>

1.口笛 2.WATTATA(河を渡った) 3.デイ・ドリーム・ビリーバー 4.い・け・な・い ルージュマジック 5.サラリーマン 6.プライベート 7.500マイル 8.MTN 9.パパの歌 10.RUBY TUESDAY 11.上品な猫みたいな 12.S・F

清志郎の右の女性は・・・優しい目で僕に微笑む彼女

 

カバーズ

<収録曲>

1.明日なき世界 2.風に吹かれて 3.バラバラ 4.シークレット・エージェント・マン 5.ラヴ・ミー・テンダー 6.黒くぬれ! 7.サマータイム・ブルース 8.マネー 9.サン・トワ・マ・ミー 10.悪い星の下に 11.イマジン

発売中止にもなった大傑作大問題アルバム!清志郎にタブーは通用しない!

 

まとめ

忌野清志郎の魅力についてご紹介しました。

 

「デイ・ドリーム・ビリーバー」の秘話にあるように複雑な家庭環境でも、それを苦にするどころか「俺には2人も母親がいるんだぜ!お前らいいだろう!」と前向きに肯定できる清志郎を見ていると、自分の悩みなんてちっぽけなものだといつも感じます。

 

清志郎の声がふとした時に無性に聴きたくなるのは「何シケたツラしてるんだ!頑張って生きていこーぜ!」という励ましが聴きたいからなのかもしれません。

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