日本のロック史に燦然と輝くバンド『BOØWY』をご存じでしょうか?
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BOØWYはもちろん楽曲も素晴らしいですが、歌詞も私たちの心に入ってくる言葉がたくさんあります。
今回はBOØWYの歌詞の魅力についてご紹介をする【第2弾】になります!
- 1 BOØWYの歌詞の魅力を解説
- 1.1 ポケットにつめ込んだ 夢だけで過ごせたね ーB・BLUEー
- 1.2 バカバカしいけど俺 周りの奴に言われ オマエと居るの悩んでたもの ーCLOUDY HEARTー
- 1.3 俺はそんなにバカじゃない ーDREAMIN’ー
- 1.4 英語数学まるでダメだけど ーIMAGE DOWNー
- 1.5 夢の中で夢を消された ーWORKING MANー
- 1.6 今さらの愛と笑ってもいいぜ 正直に言うと今夜キメたから ーLONGER THAN FOREVERー
- 1.7 やたらと計算するのは 棺桶が近くなってからでも 十分できるぜ ーON MY BEATー
- 1.8 モノクロのジョークと恋にはケリをつけて 真夏の蜃気楼に思わずため息サ ー唇にジェラシーー
- 1.9 つくりものの笑顔にさえ慣れて 今じゃそれにやすらぎ覚える ーTHIS MOMENTー
- 1.10 何から何まで処分でかたづける 見失うぜ 本当の事 ーSCHOOL OUTー
- 1.11 鏡の中のマリオネット 自分の為に踊りな ーMarionette ~マリオネット~ー
- 1.12 だからせめて唄うのさ 今はせめて唄うのさ ーDAKARAー
- 2 まとめ
BOØWYの歌詞の魅力を解説
ポケットにつめ込んだ 夢だけで過ごせたね ーB・BLUEー
そんな時代があったと40歳を超えたおじさんは懐かしく思います。
曲のタイトルにある「BLUE」は「青」の意味ですが「青い春」と書いて「青春」ですよね。
10代の青春には「青」という色が似合います。
バカバカしいけど俺 周りの奴に言われ オマエと居るの悩んでたもの ーCLOUDY HEARTー
これも若い頃の微妙な男の気持ちを唄っています。
彼女が好きなことは間違いないですが、周りの男友達も大切にしたい。
男友達から、彼女のことで何か言われると必要以上に気になったり「俺は彼女より友達の方を優先するんだよ!」と突っ張っていました。
ほんとに1番大切なのは彼女なのに、、
俺はそんなにバカじゃない ーDREAMIN’ー
この反骨精神が大好きです。
自分がバカかどうか決めるのは、他人ではなく自分です・
いくつになっても「俺はそんなにバカじゃない」精神で走り続けたいですね。
英語数学まるでダメだけど ーIMAGE DOWNー
高校生の時「IMAGE DOWN」を聴いて、この部分の歌詞をよく口ずさんでいました。
この曲全体の歌詞を見ると、いわゆるお尻の軽い、、女性を痛烈に皮肉っていますね。
夢の中で夢を消された ーWORKING MANー
曲のタイトルを直訳すると「働く男」「労働者」ですかね。
夢を見ることさえも消された、現代風に言うと「社畜」の唄です。
夢と自由と自分らしさを失わないためにも、社畜になるのではなく、自分で稼ぎ道を開いていく人になりたいですね。
今さらの愛と笑ってもいいぜ 正直に言うと今夜キメたから ーLONGER THAN FOREVERー
不器用な男がいつまでも彼女に「好きだ」と言えなかったが、ついに今夜キメた曲です。
お酒の力も借りたのではないかと、予測されますが、、そのあたりはご愛敬ということで。。
やたらと計算するのは 棺桶が近くなってからでも 十分できるぜ ーON MY BEATー
先のことばかり考え、今を見ていない。
笑い話のようですが、現代では70歳を過ぎても「老後が心配」という人がいるそうです。
はたから見れば「今がその老後じゃん!」と突っ込みたくなりますが、年齢がいくつでも先のことばかり心配し続けて、人生が終わってしまう人もいます。
先の計算ばかりでなく『今』を見ましょう。
モノクロのジョークと恋にはケリをつけて 真夏の蜃気楼に思わずため息サ ー唇にジェラシーー
大人の恋の駆け引きを楽しむ二人。
最近はこのような「大人」の曲がなくなりましたね。
幼い頃、このような曲を聴いて意味はわかりませんでしたが、何か「大人のカッコ良さ」は感じ取れていました。
つくりものの笑顔にさえ慣れて 今じゃそれにやすらぎ覚える ーTHIS MOMENTー
最初は「これでいいのか」と思っていた環境も時間が経てば、それが当たり前になって慣れてしまう。
「慣れ」による、居心地の良さはありますが、あまりに現状に甘えてしまうと、衰退も始まって行きます。
何から何まで処分でかたづける 見失うぜ 本当の事 ーSCHOOL OUTー
80年代は校則違反をした生徒に対して、退学や停学処分が横行していた時代背景があります。
それに対する反論というか皮肉です。
ストレートな歌詞にヒムロックの怒りを感じますね。
鏡の中のマリオネット 自分の為に踊りな ーMarionette ~マリオネット~ー
マリオネットとは「操り人形」の意味です。
鏡の中で自分の意思で動くのでなく、社会や自分以外の誰かに操られている。
「操り人形」に「自分の為に踊りな」と言う表現が素晴らしいです。
操らなれないことが一番ですが、操られたとしても、自分のために踊る。
うーん。深いですね。
だからせめて唄うのさ 今はせめて唄うのさ ーDAKARAー
若かりし時のヒムロックのシャウトが聴こえてきそうです。
「唄う」ことしかできない。
「唄う」ことしか知らない。
「唄う」ことでしか表現できない
「唄う」ことに対しての覚悟の全てが、この歌詞に詰まっている気がします。
まとめ
BOØWYの歌詞の魅力をご紹介しました。
BOØWYには様々な顔があります。
- 初期の頃は社会や学校に対する荒々しい反骨心の叫び。
- 中期は少し大人になり、失恋や失望も覚えた叫び。
- 後期は大人の恋、大人のさよなら演じたり、演じられる叫び。
どれもそれぞれの魅力があります。
最近、メンバーの布袋寅泰、松井常松、高橋まことの同じステージに立ち、3人で演奏をしました。
その映像を見て本当に嬉しかったですが、センターに立つべき男がいない淋しさもありました。
叶わぬ夢だと思いますが、、4人が演奏する姿を一目見ていたいですね。
BOØWYが解散して30年以上経ちますが、色あせることのない歌詞の魅力が少しでも伝われば嬉しいです。
BOØWYの曲がすぐに聴きたい方は『3か月無料で音楽聴き放題』の『Amazon Music Unlimited』をお勧めします
CDで聴きたい方は全ての曲が入った『BOØWY COMPLETE』がお勧めです。
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